キャバクラのお給料は時給だけでなく、バックも大きく反映されます。
お店によっては、時給よりもバックのリターンの方が大きい事さえあります。
また、入店後にバック率が悪い事に気づいた場合は、早めに移籍するかを検討しましょう。
今回はキャバクラのお給料で非常に大事な「バック」について解説して参ります。
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キャバクラのバックとは?
バックってそこまで重要なのでしょうか?
キャバクラで働くにおいては、お給料が大きく変わる重要な要素です。
キャバクラのシステムは非常に複雑で分かりにくくなって、その片棒を担いでいるのは「バック」となります。
一説によると、わざとキャバ嬢に分かりにくいシステムにしているのではないか?とも言われています。
例えば、どのお店も売上の〇〇%がお給料というシンプルな給料システムだとします。
- A店
-
売上の30%がお給料
- B店
-
売上の50%がお給料
上の場合、同じ売上であれば全員がB店で働く流れになります。
そうなるとA店は、キャバ嬢がいなくなるので給与システムを変更して「売上の55%がお給料」としたとします。
A店に対抗してB店は、「売上の60%がお給料」にする・・・
このようにシンプルな給与システムだと不毛な争いが生じてしまうでしょう。
給与システムを複雑にすることにより、お店の利益を確保しているとも言われています。
バックとはどのようなもの?
バックとは、注文が入った際に売り上げの一部をキャバ嬢へ支払うお給料の事をいいます。
バックには下記のようなものがございます。
- ドリンク
- 本指名
- 場内指名
- 同伴
- ボトル
- フード
- 売上
お給料に直結
キャバクラの給料を考える際に、最初に目が行ってしまうのはどうしても時給になりがちです。
それは当たり前で、求人を見てもバックに関して詳しく書いていません。
求人に書いていないので、バックが重要だなんて思う方は非常に少数でしょう。
しかし、多くのキャバクラのお店でお給料が発生する要素は「時給」と「バック」なのです。
複雑な給与システムですが、シンプルに表すと以下の通りです。
お給料=時給+バック-雑費や税金など
このように見ると給与システムは簡単そうに見えますね。
キャバクラのお給料は時給とバックの2種類がメインとなるので、お給料に直結してくるのが分かっていただけると思います。
特に大きなお金を稼いでいるキャバ嬢は、バックの比率が非常に高い事が多いです。
お給料の計算で必要となる雑費や税金などについて、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
女性によってバックが異なる
ヘルプやキャバクラ派遣で働いているキャバ嬢は、時給のみでバックがないのが普通です。
理由としては、ノルマがない代わりにバックなしとなっているからです。
他には、お店に貢献しているキャバ嬢に対して通常のバックより高くなっているケースも見受けられます。
お店としては、同伴や売上に貢献してくれるようなキャバ嬢の事を優遇してくれる傾向があります。
店舗によってバックが異なる
どの店舗も「時給」という1時間働いたら○○円もらえる!という仕組みは、どのお店でも同じですが、バックに関しては店舗により様々です。
時給は1種類しかなく、金額を上下するしかできませんが、バックは複数の種類があり、還元率などを調整しやすい利点があります。
例えば、ある店舗で本指名バックが1000円、ドリンクバックが500円のお店に対して、同伴バックが3000円ドリンクバック100円の店舗もあります。
時給が安いのが理由で移籍を考えている方も多いのですが、時給が安くてもバックの還元率が高い場合もありますので、一度立ち止まっていただき最終的にもらっているお給料が本当に少ないのかを計算してみる事をお勧めします。
その他のバックに関しても店舗毎に特色があり、お店の雰囲気まで推測できることもあります。
バック率によってお店の雰囲気が推測できる
例えばですが、ドリンクバックが1杯500円という高額に設定されていたとします。
ドリンクバックが高額だと、どのようなお店だと推測できるでしょうか?
しっとり落ち着いたお店でしょうか?
それともワイワイ系の騒がしいお店でしょうか?
答えは「ワイワイ系の騒がしいお店」です。
理由ですが、ドリンクバックが高額という事は、キャバ嬢たちがドリンクを注文します。
キャバクラのバックの種類と金額の相場
バックにはどのような種類があり、相場としていくらくらいもらえるのでしょうか?
主な種類とバックの相場について解説しますね!
キャバクラの面接では、バックの説明が必ずあります。
本入店してしまうと多くのお店では、全額日払いではなくなってしまい、簡単には辞められなくなります。
本指名バック
本指名とは、お客様が入店時にキャバ嬢を指名する事をいいます。
要するに、お気に入りのキャバ嬢を指名するために来店したという事になります。
お店に呼んだキャバ嬢の貢献度が高い事から、還元率が高めに設定されているのが基本です。
本指名バックの相場は1000円~2000円で、延長毎にその半分がバックされるお店が多いです。
本指名について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
場内指名バック
場内指名とは、誰も指名をしていない(フリー)で飲んでいる途中に、気に入ったキャバ嬢がいれば指名をする事をいいます。
場内指名は、既に来店しているお客様から指名を頂くので、本指名と比べて難易度は低めです。
入店時に○○ちゃんを指名→本指名
入店後隣にいた○○ちゃんを指名→場内指名
場内指名について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
同伴バック
同伴とは、営業前にお客様と待ち合わせをしてお客様を同伴してお店に出勤する事です。
要するに、お客様を連れて出勤をすればOKです。
同伴は、集客が少ない早い時間帯にお客様を連れて来るシステムなので、お店としてもメリットが大きめでしょう。
前述した通り、店舗へのメリットが大きいという事でバックが高額に設定されていることも多く、同伴バックの相場は2000円~5000円ほどです。
同伴について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
ドリンクバック
ドリンクとは、お客様に追加で注文して頂く飲み物の事です。
ドリンクバックの相場は、1杯200円~300円くらいとなっており、本指名されているお客様からドリンクを頂いた場合のみにバックがつくお店や、場内指名やフリーのお客様からいただいた場合にもバックがつくお店もあります。
お酒を飲むのが得意な方であれば、ドリンクバックが高いお店を選ぶと、どんどんお給料が増えていきますね。
逆にお酒が苦手な方は、ドリンクバックが低いか、もしくは、バックがないお店へ入店した方が働きやすい可能性が上がるでしょう。
ドリンクのバックやもらい方について詳しく知りたい方は、こちらをお読みください。
ボトルバック
ボトルとは、焼酎やブランデー、シャンパン等のお酒のボトルを指します。
ボトルバックの相場ですが、10%~30%くらいなので非常に大きいバックです。
例えばですが、ドンペリ白の相場が5万円と言われており、20%がバックされるとなると、お給料が1万円上がるという計算になります。
ボトル1本で1万円のお給料が上がるなんて昼職ではなかなかありえないですよね。
ボトルの入れてもらい方については、こちらの記事をお読みください。
その他のバック
以下に説明してあるバックは、導入しているお店が少数派となりますので、簡単に説明させていただきます。
- フードバック
-
食事を注文した時のバックとなります。
フードバックの相場は10%くらいとなりますが、フードバック自体がないお店も多いです。
- 売上バック
-
売り上げバックとは、指名客が支払った総額の何%かがキャバ嬢にバックとして入ります。
こちらも設定されてされていない事が多いバックとなります。
売上バックの相場は、10%が一般的です。
- セットバック
-
ヘアセットをしてきたらバックが発生するお店もあります。
セットバックの相場は、バック金額は大体500円~2000円です。
- 皆勤バック
-
欠勤や遅刻、早退なしで1ヶ月間出勤したキャバ嬢がもらえるバックです。
皆勤バックの相場は、一か月間で5000円~10000円くらいの設定になります。
キャバクラのバックを利用した稼ぎ方
効率よく稼ぐ方法などご存知でしょうか?
バックを使って効率よく稼ぐ方法があります!
お店が設定しているバックには、お店が意図している事が見え隠れしています。
ボトルバックが他店よりも高ければボトルに力を入れていて、同伴バックが高ければ同伴に力を入れていることが分かります。
お店が意図している事を汲み取りながら仕事をしていると、評価が上がりやすいでしょう。
力を入れているバックを確認
面接時もしくは入店後でも問題ありませんが、お店の方に力を入れているバックが何か聞いてみましょう。
また、お店としても貢献するキャバ嬢を優遇する傾向があるので、フリーを回してもらえる等の間接的なメリットも生まれやすくなります。
バック率を上げる
お店によっては、ある一定の条件をクリアした場合、バック率が上がる事があります。
バックが上がる条件があるようでしたら、条件のクリアを狙うのも効率よく稼げる方法となります。
また、同伴などのお店への貢献度が高い営業をしていると、バックや時給を上げてくれるケースもあるでしょう。
まとめ
今回は「バック」について解説いたしました。
バックは、お給料の増減に大きく関係する事が分かっていただけましたでしょうか?
面接前の方は、時給だけではなくバック還元の大小もチェックしていただくと、入店後に後悔する可能性が少ないのではないでしょうか?
また、入店している場合は、今の在籍店と他店のバックなどを比較してお給料がアップするなら移籍もアリだと思います。
面接前に詳しいバックなどの店舗情報を知りたい方は、LINEまでご連絡お願いいたします。