売上スライド制と聞くだけで、少しプレッシャーを感じてしまうのは私だけでしょうか?
キャバクラでは、どの給料システムでもある程度の売上が必要となってしまうのですが、売上スライド制と露骨に売上と書かれるとプレッシャーに感じてしまいます。
実際、この売上スライド制という給料システムは、売上がお給料に直結するシステムになっています。
しかし、太客さえいれば(売上さえあれば)お客様が1人でも大きなお給料を得られるというメリットがあります。
今回は、太客がいるキャバ嬢向けの給料システム「売上スライド制」について解説して参ります。
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売上スライド制とは?
売上スライド制は、売上で時給が変動する感じでしょうか?
仰る通りです。
売上がお給料に直結します。
売上スライド制とは、キャバ嬢の売上により時給が変わるシステムのことです。
基本的には、最低時給が保証されていて、売上を上げれば上げるほどお給料をたくさんもらえます。
お給料に反映される指名の種類
売上スライド制を採用しているほとんどのキャバクラのお店では、お給料に反映される指名は本指名のみとなります。
場内指名では、売上に反映されない事が多いので、本指名より場内指名が得意なキャバ嬢には不利だと言えます。
本指名に関して調べたい方は、こちらをご覧ください。
売上小計
売上スライド制を採用している多くのキャバクラでは、売上小計というものを使っています。
売上小計とは、お客様が支払った総額の売上から税金やサービス料を引いた金額を指します。
お客様が支払った総額ではありませんので注意が必要です。
小計と総売りの違いについて知りたい方は、こちらの記事をお読みください。
査定期間
キャバクラのお店により査定の期間は異なります。
ほとんどのお店では、下の期間が設定されています。
- 1週間
- 半月間
- 10日間
- 1ヶ月間
各種バックももらえる
売上スライド制では、時給の他にバックがもらえるお店が多いです。
お店が採用している事が多いバックの種類と相場を簡単に説明いたします。
バックの名称と相場
- 本指名バック
-
1000円~2000円
- 場内指名バック
-
500円~1000円
- 同伴バック
-
2000円~5000円
- ドリンクバック
-
1杯200円~300円
- ボトルバック
-
10%~20%
- その他バック
-
フードバック、セットバック、皆勤バック等
バックについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
売上スライド制の例
例えばですが、査定期間が一ヶ月間で売上が77万円と仮定します。
そうすると71万円~80万円の行、4400円がキャバ嬢の時給となります。
売上 | 時給 |
---|---|
0万円~10万円 | 3000円 |
11万円~20万円 | 3200円 |
21万円~30万円 | 3400円 |
31万円~40万円 | 3600円 |
41万円~50万円 | 3800円 |
51万円~60万円 | 4000円 |
61万円~70万円 | 4200円 |
71万円~80万円 | 4400円 |
81万円~90万円 | 4600円 |
91万円~100万円 | 4800円 |
時給4400円、1ヶ月間のうち20日間、1日5時間働いたとすると
4400円×20日間×5時間=44万円
44万円にバックが加算され、雑費や税金などが引かれたものがお給料として支払われます。
雑費や税金などの引かれものに関して知りたい方はこちらをご覧ください。
ポイントスライド制と併用される事も多い
売上スライド制は単体で採用されている事もありますが、ポイントスライド制と併用しているお店も多いです。
ポイントスライド制に関してはこちらをご覧ください。
売上スライド制のメリット
売上スライド制のメリットは大きな金額を稼げる所でしょうか?
仰る通りです。
その他にもありますのでご紹介いたします。
売上スライド制のメリットですが複数ございます。
- 1回の本指名でも大きく稼げる
- 時給の計算をしやすい
- 団体のお客様
早速見ていきましょう!
1回の本指名でも大きく稼げる
売上スライド制のメリットはやはりこちらです。
お客様の数が少なくても大きく稼げる所でしょう。
もちろんお客様の数が多く、一人一人のお客様の単価が高ければ、より稼げるシステムです。
時給の計算をしやすい
売上スライド制では、他のシステムに比べて時給計算が単純な為、お給料の間違いが少なめです。
キャバ嬢がメモを取る際も計算が比較的簡単なのもメリットですね。
団体のお客様だと稼ぎやすい
例えばですが、5人の団体で来られたお客様のうち1名から本指名を頂いたとします。
採用していないお店も一部ありますが、かなりのお給料アップに繋がります。
売上スライド制のデメリット
売上スライド制は、初心者には少し大変そうですね。
確かに特に初心者にはデメリットが多いかもしれないですね。
売上スライド制にもデメリットが複数あります。
主なデメリットは以下となります。
- お客様の単価が低いと不利
- 場内指名は評価されにくい
- キャバ嬢の仲が悪いことが多い
それでは一つずつ解説してまいります。
お客様の単価が低いと不利
お客様はたくさんいるけど、一人当たりの単価が低いキャバ嬢には、非常に不利な給料システムです。
本指名や同伴の本数が多くても、時給には反映されないシステムだからです。
場内指名は評価されにくい
売上スライド制は、場内指名を獲得しても時給には反映されません。
キャバ嬢の仲が悪い
売上が直接反映される給料システムということもあり、キャバ嬢同士の競争が激しいです。
以下のようなケースを過去に見てきました。
お客様の奪い合い
給料システム的に真剣にお仕事に打ち込んでいるキャバ嬢が多めです。
その為、太客になりそうなお客様の取り合いに発展する事もあります。
お店によっても違ってきますが、どちらかと言えば仲が悪くなる傾向があります。
団体のお客様からの本指名
先程はメリットでご説明しましたが、デメリットになることもあります。
5人の団体で来られたお客様のうち1名から本指名を頂いたとします。
その他の4名のお客様が本指名をしていない場合、他の4名分の売上を自分の成績にすることができます。
しかし、本指名をしていなかった4名のお客様1人が他のキャバ嬢を本指名してしまうと、売上が半分ずつになってしまいます。
ほとんどのケースは揉めるまで発展しませんが、そのようなリスクがございます。
キャバ嬢の営業方法との相性
売上スライド制は、どのように営業したら稼ぎやすいでしょうか?
オススメの営業方法をご紹介しますね!
売上スライド制には、相性が合う営業方法と合わない営業方法があります。
今回は両方を解説していきますので是非お読みください。
色恋営業と相性が良い
売上スライド制は、色恋営業と相性が良いです。
色恋営業では、以下のような特徴があります。
- お客様一人あたりの売上が大きい
- お客様一人あたりの連絡が忙しく人数を抱えにくい
売上スライド制の特徴は、以下のようになります。
- お客様一人あたりの売上が大きければ稼げる
- お客様の数は不要
いかがでしょうか?
色恋営業について知りたい方はこちらをご覧ください。
友達営業と相性が悪い
売上スライド制は、友達営業と相性が悪いです。
友達営業は、以下のような特徴があります。
- 1人あたりのお客様の単価が低い
- 連絡が忙しくなく多くのお客様を管理できる
売上スライド制の特徴は、以下のようになります。
- お客様一人あたりの売上が大きければ稼げる
- お客様の人数は不要
いかがでしょうか?
友達営業について知りたい方はこちらをご覧ください。
まとめ
今回は売上スライドについて解説いたしました。
売上スライド制の特徴は以下の通りです。
- お客様一人あたりの売上が大きければ稼げる
- お客様の人数は不要
- 初心者はやや不向き
この特徴を重視していただきお仕事探しをして頂ければ、相性の良いお店が見つかりやすいと思います。
求人などでは、給料システムが分かりにくいと思いますので、LINEにてお問い合わせいただければそのような情報も把握しております。
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