「待機カット」や「上がり待機」の制度を採用したお店が増えだしたのは、コロナウイルスが流行りだした頃。
お店としても集客ができず本当に大変な時期だったと思います。
しかし、その悪しき慣習は今も続いており、なかなかやめられないようです。
やめられない理由は、お店側にメリットが大きいから。
その反面、キャバ嬢にはデメリットだらけです……
どんな制度なの?と思う方もいらっしゃると思いますが、簡単に説明しますと「待機カット」は待機している間の時給が下がってしまうという事です。
今回は悪しき慣習の「待機カット」と「上がり待機」についても解説して参ります。
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キャバクラの待機カット・上がり待機とは?
キャバクラでは提示された時給がもらえない事があるのでしょうか?
待機カットや上がり待機の制度を導入しているともらえない事があります。
キャバクラの仕事を探していて「待機カット」と「上がり待機」は、非常に厄介な制度です。
求人には「待機カット有」や「上がり待機有」とほとんど記載されておらず、面接に行ってから気がつく事になります。
求人に掲載されている時給よりも、面接で提示される時給の方が低い事が多いのに加えて、「待機カット」や「上がり待機」まであると、めまいがしてきそうです。
まずは「待機カット」から説明して参ります。
時給が減る待機カットとは?
待機カットとは、待機している時間は時給を減らしますよ!という制度になります。
全額カットとなると後述する「上がり待機」じゃないか!と言いたくなりますが、特に「待機カット」は時給を全額カットしてはいけないなどのルールはありません。
待機カットのシステムは店舗によって様々で、1時間までと決められているお店もあれば、制限なく何時間でも待機カットができるようなシステムのお店もあります。
待機カットが発生する日給例
A店のケース
時給5000円
勤務時間6時間
待機カット時給の50%
待機2時間
5000円×4時間+2500円×2時間=25000円
B店のケース
時給5000円
勤務時間6時間
待機カットなし
待機2時間
5000円×6時間=30000円
待機カットがあるA店の日給は25000円、待機カットがないB店の日給は30000円、同じ時間働いても5000円日給が違います。
月に20日出勤と仮定すると、月給が10万円の収入の差になります。
実際には、バックや雑費(引かれもの)もあるので多少計算が違ってきますが、受け取れるお給料の差が大きい事は分かって頂けたかと思います。
バックや雑費(引かれもの)についてチェックされたい方は、下の記事をご覧ください。
時給が0円になる上がり待機とは?
「上がり待機」とは、待機の時間は休憩となり時給が発生しません!という事になります。
上がり待機なんてさせられるお店で暇だった場合、お給料がほとんどもらえないなんて事もあります。
上がり待機が発生する日給例
A店のケース
時給5000円
勤務時間6時間
上がり待機有
待機2時間
5000円×4時間=20000円
B店のケース
時給5000円
勤務時間6時間
上がり待機なし
待機2時間
5000円×6時間=30000円
上がり待機があるA店の日給は20000円、上がり待機がないB店の日給は30000円、同じ時間働いて10000円日給が違います。
月に20日出勤と仮定すると、月給が20万円の収入の差が出ます。
「早上がり」という制度もある
早上がりとは、シフトは25時で組んでいたけどお店が暇だった場合、24時などで仕事を上げさせられることです。
この制度は「待機カット」や「上がり待機」より、もっと前から導入されていました。
早上がりをさせられると、退勤扱いになりますのでそれ以降のお給料は0円となります。
早上がりについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をお読みください。
待機カット・上がり待機のないキャバクラ店の探し方
待機カットや上がり待機のないお店の探し方はありますか?
探し方をご説明させていただきます。
実際に面接に行って「待機カット」や「上がり待機」がある事を知るとテンションは下がってしまいますよね。
思っていたお給料より減ってしまって、うれしい人なんているわけがありません。
そのようにならない為にも、面接前に「待機カット」や「上がり待機」があるのかないのかを確認する方法をご紹介します。
求人で探す場合
求人で探す場合は、面接応募の段階で「待機カット」や「上がり待機」の有無の確認が必要となります。
求人には「待機カット」や「上がり待機」有りという記載はなく、面接前に分かる方法としては応募時に確認するしか方法がありません。
ただし、応募時には回答してくれないこともあるので、完全に見分ける方法はありません。
友達の紹介で探す場合
友達の紹介で探す場合は、友達に「待機カット」や「上がり待機」の有無を確認することができます。
友だちの紹介で探す際のメリットとデメリットを知りたい方は、こちらの記事をお読みください。
スカウトで探す場合
スカウトマンを利用して探す場合は、担当者に条件を伝えておけばOKです。
しかし、厚生労働大臣の認可がないスカウトマンがキャバクラに紹介するのは違法(職業安定法違反)となります。
便利だとしても法律は、しっかりと守るようにしましょう。
厚生労働大臣の認可がない紹介が違法という事について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
人材紹介会社で探す場合
人材紹介会社を利用して探す場合は、担当者に条件を伝えておけば「待機カット」や「上がり待機」無しの店舗を提案してもらえます。
スカウトマンと似ていますが、人材紹介会社であれば厚生労働大臣からの許可を得ています。
許可がある事により違法ではなく合法でキャバクラのお店を紹介できるようになります。
人材紹介会社について詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください。
キャバクラで待機カット・上がり待機をされない方法
待機カットや上がり待機はどのようなキャバ嬢がされにくいのでしょうか?
待機カットされない為の方法をご紹介します。
待機カット・上がり待機をされない方法はこちらです。
1つずつ解説して参ります。
指名を取る
本指名や場内指名をお客様から頂いている状況では「待機カット」や「上がり待機」になる事はありません。
本指名、場内指名の取り方はこちらをお読みください。
スタッフと仲良くする
お店のスタッフと仲が良ければ、「待機カット」や「上がり待機」の候補から外れる可能性が上がります。
例えば、店長から好かれているAさん、店長から嫌われているBさんが同じくらい仕事ができるとします。
そうなったときに店長はBさんを「待機カット」や「上がり待機」の対象に選ぶのは当然と言えるでしょう
キャバクラでのひいきは、どこのお店でも大小ありますので、できるだけ仲良くしておくのがお勧めです。
ひいきされる方法はこちらの記事で解説しております。
まとめ
「待機カット」と「上がり待機」について解説しましたがいかがでしたでしょうか?
これらの制度は、お給料が少なくなる制度ではありますが、他の条件が良い可能性もあるのでそれだけでは良いお店か悪いお店かが判断できないのが難しい所です。
キャバワークならキャバクラの面接前に「待機カット」や「上がり待機」の有無も分かりますので、もしよろしければ是非お問い合わせくださいませ。