キャバクラのペナルティの相場はいくら？遅刻や当日欠勤でも罰金！？

キャバクラでは、ルールを守らないとペナルティが科される罰金制度があります。

そのルールは店舗により様々で、遅刻や当日欠勤、ノルマ未達など。

この罰金制度を甘く見ていると、高収入のキャバクラでもお給料がほとんどないという事もあります。

せっかくキャバクラで働くのならば、罰金は避けてしっかりとお給料を貰いたいですよね。

今回はキャバクラのペナルティ（罰金）の金額の相場について解説して参ります。

実際の店舗が採用している罰金の金額をご紹介していますので、ぜひご覧ください。

遅刻罰金

キャバクラでは、遅刻罰金という制度を設けているお店もあります。

実際の店舗で使われている遅刻罰金のシステムを5つご紹介しますので、ぜひ参考になさって下さい。

遅刻罰金の金額と相場

こちらの表が実際の店舗で使われている遅刻罰金のシステムです。

店舗	遅刻罰金の金額
A店	0円
B店	最初の30分1000円、以降30分毎500円
C店	10分毎に1000円
D店	10分毎に1000円
E店	15分毎に1000円

遅刻罰金がないお店もあれば、10分毎に1000円というお店もあります。

10分毎に1000円の罰金では、60分遅刻してしまうと、6000円となるのでかなり大きい金額となってしまうでしょう。

遅刻罰金の相場ですが、30分500円～10分毎に1000円くらいの間が多いです。

遅刻罰金にならない為の方法

遅刻罰金にならない為の対処方法はこちらです。

1つずつ解説して参ります。

早く寝る

寝坊が理由での罰金であれば、早く寝るのが良いでしょう。

早く寝る効果は早く起きられるだけではありません。

睡眠中には成長ホルモンが多く分泌され、アンチエイジングにも繋がります。

キャバクラでは容姿も重要なので、しっかりと睡眠をとりましょう。

無理なシフトは組まない

昼職と夜職の掛け持ちの方も多くいらっしゃいます。

シフトをギリギリに入れてしまうと、遅刻しがちになってしまいます。

罰金の対象にもなりますし、お店の人からの評価も下がってしまうでしょう。

シフトは無理しない程度に入れるのがベストです。

店前同伴を行う

出勤の時間を過ぎても、同伴をすれば罰金を回避する事もできます。

遅刻で間に合わない時は、同伴できないか仲が良いお客様に相談してみるのも手ですね。

当欠（当日欠勤）罰金

当日に休むと遅刻罰金と比べて、罰金額は高額になる事が多いです。

実際の店舗で使われている当欠罰金のシステムを5つご紹介していますので、見ていきましょう。

当欠罰金の金額と相場

こちらの表が実際の店舗で使われている当欠罰金のシステムです。

店舗	当欠罰金の金額
A店	時給2時間分
B店	日給の50% 、17時以降100%
C店	15000円
D店	10000円
E店	5000円

当欠罰金がないお店も中にはありますが、ほとんどのお店で罰金を設けています。

ご覧の通り遅刻罰金よりも高めの設定金額ですよね。

当欠罰金の相場ですが、10000円前後に設定している店舗が多いです。

当欠罰金にならない為の方法

当欠罰金にならない為の対処法はこちらです。

それぞれ解説していきます。

早めに連絡を入れる

出勤ができないと分かった時点で早めに連絡を入れましょう。

早い段階で出勤しないとお店が分かれば、他に出勤できるキャバ嬢を探すことが可能です。

お店によっては、早い時間であれば当欠罰金を取らない事もあります。

罰金になってもならなくても、早く連絡を入れた方がお店からの評価は下がりにくいでしょう。

代わりの出勤日を伝える

今日出勤ができなくなった代わりに、別の出勤日を作ると相談してみましょう。

特にキャバ嬢が足りていない日だとお店は助かります。

お店によっては、当日欠勤を回避できる可能性もあるでしょう。

代わりの出勤日を伝えることで、やる気をアピールする効果も期待できます。

診断書を用意する

風邪などで出勤ができない場合は、病院で診断書を取得しましょう。

料金は安くて2000円～です。

費用は安くはありませんが多くのお店の場合、診断書があれば当欠罰金は取らないようです。

中には診断書不要で当欠罰金を取らない事もあるので、診断書の要否の確認をしてから取得する事をおすすめします。

無欠（無断欠勤）罰金

無断で休むと、遅刻罰金や当欠罰金と比べて、非常に高額な罰金額になります。

実際の店舗で使われている無欠罰金のシステムを5つご紹介していますので、見ていきましょう。

無欠罰金の金額と相場

こちらの表が実際の店舗で使われている無欠罰金のシステムです。

店舗	当欠罰金の金額
A店	時給2時間分
B店	日給の200%
C店	20000円
D店	20000円
E店	解雇

上の表をご覧いただくと分かりますが、無欠罰金は非常に高額です。

お店としては、絶対にやめてほしい行為という事が罰金額から伝わってきますね。

無欠罰金にならない為の方法

無欠罰金にならない方法は非常に難しいです。

連絡をせずに休んでしまう事は、余程の事情がない限りは起こりません。

もし、余程の事があったのであれば、ボーイなどに伝えることで、無欠罰金が免除となる可能性もあります。

無欠は金銭的にもお店からの評価も大きくマイナスなので、できればしないように気をつけましょう。

ノルマ未達罰金

キャバクラのお店では、ノルマを設定しているお店も多くあります。

ノルマをクリアできないと、ペナルティとしてお給料が減ってしまう事もあるでしょう。

ノルマの種類と罰金の金額

ノルマやペナルティは店舗によって様々です。

実際の店舗で使われているノルマやペナルティをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

金曜指名1組以上の本指名

金曜日に1組以上お客様を呼ばないといけないノルマです。

ノルマが未達だと時給1時間分の減給です。

このお店の平均時給は7000円程なので7000円くらいの罰金でしょうか。

1時間分と聞くと優しくも聞こえますが、金額だと高く感じますね。

半期4本の本指名

半期（半月）で4本以上の本指名を呼ばないといけないノルマです。

ノルマが未達の場合の罰金はこちらです。

このお店の平均時給も7000円くらいです。

本指名が0本だった場合は、35000円の罰金となります。

給率（分配率）ペナルティ

給率（分配率）の数字によってペナルティの金額が変わる罰金制度です。

給率（分配率）の計算式は以下の通りです。

給率（分配率）＝給料÷売上×100

数字が小さいと優秀、数字が大きくなると給料に比べて売上が少ないとなります。

給率（分配率）	給料の減少率
100％～109％	10％
110％～119％	11％
120％～129％	12%
130％～139％	13％
以降10％毎	＋1％

上の表のシステムでは、給率が上がるとお給料が減っていくペナルティとなります。

給率（分配率）について詳しく知りたい方は、こちらの記事をお読みください。

同伴を月2回

月に2回同伴をしなければペナルティとなるノルマです。

ノルマ未達成の場合は、1回につき10000円の罰金を科されてしまいます。

キャバクラの中でも同伴の獲得は非常に難しい部類です。

ノルマに悩むキャバ嬢も多いでしょう。

2ポイントを1ヶ月間で獲得

ポイントスライド制の給料システムで、1ヶ月間に2ポイント獲得しなければいけないノルマです。

しかし、ノルマが未達成でもペナルティはなく、努力目標のようになっています。

金銭的には罰則がなくても、ボーイからのプレッシャーを感じる場面はあるかもしません。

ポイントスライド制について知りたい方は、こちらの記事をお読みください。

ノルマ未達罰金にならない為の方法

ノルマ未達罰金にならない為の対処法はこちらです。

1つずつ解説していきます。

指名を返す

当たり前ですが、指名を返せるようになれば、自然とノルマをクリアできるようになれます。

しかし、指名を返すことは簡単ではありません。

指名を獲得できているキャバ嬢は、血の滲むような努力をしている方も多いです。

指名の取り方については、こちらの記事をお読みください。

ノルマなしのお店で働く

キャバクラにはノルマなしで働けるお店もあります。

ノルマなしと言っても、売上が少なければ時給が下がってしまいます。

ただし、ノルマのプレッシャーからは解放できるので少し気は楽になるでしょう。

ノルマなしのデメリットを詳しく知りたい方は、こちらの記事をお読みください。

派遣キャバクラで働く

派遣キャバクラではノルマがありません。

また、全額日払いで完全自由出勤というメリットは非常に大きいです。

しかし、出勤希望日に出られない事が多いのはデメリットでしょう。

派遣と在籍を比較した記事もありますので、よろしければお読みください。

まとめ

今回は、キャバクラの罰金制度について解説して参りました。

キャバクラの罰金は非常に高額で、罰金が積み重なり退店する方もいらっしゃる程です。

罰金はお店によって異なるので、しっかりと確認をしてお給料が減らないようにしていきましょう。

キャバクラの罰金が違法なのかについては、こちらの記事をご覧ください。