キャバクラのと言えば疑似恋愛を思い浮かべる方も多いとは思いますが、友達のような関係性を築く友達営業という方法もあります。
お客様と友達のような関係性を築き上げる事ができれば、ストレスを感じる機会が少なく連絡の煩雑さも少なくなるでしょう。
名称的に稼げないように思われることもありますが、稼げているキャバ嬢も多くおられます。
友達営業は、ストレスが溜まりにくく稼げるので最高の営業方法のように見えるでしょう。
しかし、最高の営業方法となると当然、友達営業をするライバルキャバ嬢が多く、友達営業では来店しないお客様もたくさんおられます。
今回は、友達営業でライバルに打ち勝つ術やメリット、デメリットを解説して参ります。
友達営業(友営)の接客方法とコツ
友達営業と聞くと私でもできそうです。
ネーミング的には簡単そうに聞こえますが、意外と難しい営業方法になります。
普通に考えたら1回飲みに行って万単位のお金を支払うのって高いですよね?
おそらくほとんどの人が高いと感じるでしょう。
友達営業の難しさは、友達の関係で高額な料金を支払っていただくという事が難しいのです。
友達営業の接客方法とコツは以下の通りです。
それでは見ていきましょう。
お客様を選ぶ
そもそも友達営業では絶対に来店しない方も多いので、そのような方は省いて友達営業でも来てくれそうなお客様だけに営業するのがお勧めです。
以下では、友達営業で来店してくれる可能性が高いタイプのお客様を紹介します。
お金持ち
お金持ちの中には数万円使っても痛くも痒くもない方もいます。
キャバクラで遊び慣れている
遊び慣れているお客様は、キャバクラでお酒を飲むことが日常です。
日常なので恋愛したり、友達と飲んだり様々なシチュエーションで来店していただけます。
接待でよくキャバクラを利用している
接待する側でキャバクラをよく利用しているお客様は友達営業におすすめです。
一度うまく取り入ることができれば、接待の度に来店してくれます。
接待がスムーズに行えるキャバ嬢を指名する傾向があります。
話をよく聞く
お客様によって接客方法は必ず変わります。
お客様が同じでも、その日の気分や出来事などで対応方法が異なってきます。
- お酒を飲んで騒ぎたい
- 恋愛について相談したい
- 仕事の愚痴をこぼしたい
- お連れのお客様の接待をしてほしい
お客様の話をしっかりと聞き、どのように対応したらよいかを考えましょう。
明るく元気に
友達営業で本指名を取れているキャバ嬢の多くは、明るくて元気という共通点があります。
友達と遊ぶなら暗い子と元気な子どっちが良いか?と聞かれたら元気な子と答える方が多いでしょう。
元気なキャバ嬢と飲むと楽しく嫌なことも忘れる事ができます。
友達営業専門とは言わない
営業方法は人それぞれですが、友達営業だから枕は絶対にしないと言わない方が良いです。
キャバクラに来店するお客様の多くは下心を持っています。
それにもかかわらず、枕の希望が無くなれば見向きもされなくなる事もあるでしょう。
友達営業(友営)のメリット
友達営業の良い所って何でしょうか?
友達営業のメリットはたくさんありますよ。ご紹介させていただきます。
友達営業のメリットは以下の通りです。
1つずつ解説していきます。
長い期間通ってくれる
友達営業では、長期間通ってくれるお客様が多いのが特徴。
友達関係であれば10年以上の付き合いを継続できるケースもあります。
トラブルが少ない
キャバクラでは疑似恋愛を楽しむ方が多いですが、ストーカーに発展してしまうケースもしばしば見受けられます。
友達営業からも恋愛感情に発展してしまうケースも確かにありますが、色恋営業などの他の営業方法と比べたら可能性は低いでしょう。
連絡の頻度が少ない
友達営業は、連絡の頻度は少なめです。
恋愛目線であれば毎日のように連絡を取りたいと思いますが、友達であれば連絡を毎日取り合うことはほとんどのケースでありません。
トーク技術の向上
色恋営業のトーク技術と友達営業のトーク技術は別物です。
友達営業のトーク技術の方が難しいとされており、継続していれば普段の生活やその他の仕事に就いた時に非常に有効です。
友達営業(友営)のデメリット
友達営業のデメリットはありますでしょうか?
主なデメリットは単価が安く来店頻度も少ない所です。
友達営業のデメリットは以下の通りです。
それぞれ見ていきましょう。
単価が低い事が多い
友達営業では単価が低くなる傾向があります。
色恋営業では、好きなキャバ嬢のために売上に貢献したいなどと思っていただけますが、友達関係ではそのようなことはあまりありません。
また、友達営業では「シャンパンが飲みたいな」などのおねだりがしにくいのも単価が低くなりがちな要因です。
来店頻度が少ない
友達営業では、来店頻度が少なめです。
飲んだついでや仕事での接待のために来店したいなどの理由で来店されることが多いです。
友達営業(友営)と相性の良い給料システム
友達営業の場合どのようなお店で働いたら良いでしょうか?
相性の良い給料システムがありますのでその給料システムを導入しているお店がお勧めです。
友達営業と相性の良い給料システムは以下の2つです。
では早速解説いたします。
ポイントスライド制
友達営業はポイントスライド制と相性が良いです。
ポイントスライド制に向いているキャバ嬢は以下の通りです。
- 大きな売上を上げられない
- お客様の数が多い
友達営業は、以下の特徴があります。
- 1人あたりのお客様の単価が低い
- 連絡が忙しくなく多くのお客様を管理できる
ポイントスライド制との相性としてはぴったりですね。
ポイントスライド制に関して詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
指名本数スライド制
指名本数スライド制は、指名の本数によって時給が変わる給料システムです。
指名本数スライド制の給料システムに向いているキャバ嬢は以下の通りです。
- お客様の単価が低い
- 指名本数が多い
友達営業では以下の特徴があります。
- お客様の単価が低い
- 長期間来店してくれるので抱えるお客様数が多くなる
このように指名本数スライド制との相性がぴったりとなります。
指名本数スライド制に関して知りたい方はこちらをご覧ください。
まとめ:友達営業は営業方法のうちの一つ
今回は友達営業について解説いたしました。
友達営業では長期間通って頂けるお客様が多い反面、単価が安く来店頻度が少ないので、多くのお客様を抱える必要があります。
友達営業は、数ある営業方法のうちの一つなので、お客様によって色々な営業方法を使いわけているキャバ嬢が多いです。
初めから友達営業と決め打ちするのではなく、少し話してから営業方法を選択していくのがお勧めです。
ご自身に合った営業方法を見つけていただき、より一層稼いでいただけますと幸いです。