キャバ嬢は、仕事内容や人間関係、生活習慣の乱れなどから病みやすく、モチベーションが保てず辞める方もいます。
仕事を始めてすぐに症状が現れる方もいれば、数年以上たってから突如現れる方も。
無理して働いてしまうと、取り返しのつかないケースもあります。
今回はキャバ嬢が病んでしまう理由や原因をご紹介するので、心当たりのある方は症状が悪化しないように対処していきましょう。
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キャバ嬢キャラを演じるのが辛い
仕事ではキャラを作って営業しています。
いつの間にかストレスを抱える事も多いです。
キャバ嬢の多くは、キャバ嬢という「キャラ」を演じています。
素で接客しているキャバ嬢は、ほとんどいないと言っても良いでしょう。
「キャラ」を演じるという事は、本当の自分の部分を消すという事でもあります。
また、自分の演じている「キャラ」がバレていないかなども常に不安です。
キャラを演じるだけでも心の負担は大きいでしょう。
対処法
仕事で「キャラ」を演じなければいけない状況であれば、仕事以外で素を出せる場所を作るのが重要です。
可能であれば週に1回、キャバクラの仕事以外の友達などと素を出せる時間を作りましょう。
また、「キャラ」を演じている意味を付ける事も大事。
「私は○○の目標の為に今のキャラを演じる」
このように意味を付ける事により、強制されているわけではなく、自分の意志で行動をしていると思う事で、ストレスを緩和させる作用があります。
ノルマが厳しい
今月もノルマがクリアできそうにありません。
お店によっては厳しいノルマを課されます。
お店によって非常に厳しいノルマが設定されている事もあります。
主なノルマは以下の通りです。
- 出勤ノルマ
- 売上ノルマ
- 同伴ノルマ
- 指名ノルマ
- イベントノルマ
ノルマをクリアできないと、罰金を取られてしまい、収入が減ってしまうストレスを感じます。
対処法
ノルマに関する問題の解決は、「お客様を獲得する」か「ノルマなしのお店に移籍する」の2択です。
ノルマなしのお店に移動する事は、簡単なケースも多いですが、同じ売上や指名数であれば、移籍先のお給料が下がってしまうでしょう。
もし本指名が取れずにお悩みであれば、以下の記事を参考にしてみてください。
賭け同伴とSNSで本指名を獲得する方法が書かれています。
ナンバー争いがツライ
ライバルのあの子に負けたくありません。
ナンバーって気にしてしまいますよね。
ナンバーに入るキャバ嬢は、基本的にプライドが高いです。
それがお店の狙いであり、キャバクラ業界のシステムです。
いつの間にかプレッシャーに押し潰されそうになる事もあるでしょう。
対処法
ナンバー争いがきつく、それが悩みの原因であれば、気にしないのが1番です。
でも多くの人は、つい気にしてしまいます。
気になって仕方がないようでしたら、ナンバー争いがないお店などに移籍する方法があります。
キャバクラの派遣でしたら、毎回出勤する店舗が変わるので、ナンバー争いから距離を置く事ができるでしょう。
キャバクラの派遣について詳しく知りたい方は、こちらの記事をお読みください。
- 派遣と在籍を比較!キャバクラで働くならどちらがおすすめ!?
収入が不安定
先月よりもお給料が半分でした。
収入が不安定だと気持ちも不安定になりますよね。
キャバクラの収入は安定していません。
お給料が半分以下になってしまうキャバ嬢もいます。
実際に収入が下がらなくても、常にプレッシャーと戦わないといけないので、精神的にはきつい状況が続きます。
対処法
キャバクラで収入を安定させる対処法を2つご紹介します。
友達営業をする
キャバクラの営業方法は様々な種類があります。
友達営業の特徴は、指名してくれるお客様数が多く、客単価が安めという事です。
客単価は安めですが、指名客が増えるので収入は安定しやすいでしょう。
友達営業について詳しく知りたい方は、こちらの記事をお読みください。
集客の多いお店に移籍する
世の中には集客も多く、客単価も高い。
収入が不安定でお悩みなら、集客が多く客単価が低いお店に移籍するのがおすすめです。
客単価は安いですが、その分集客があるので、安定して稼いでいけるでしょう。
シフト調整や出勤制限される
なぜ私が早上がりの対象なの!?
お店が暇だと早上がりさせられます。
キャバクラではお店によって、早上がりや待機カット、上がり待機があります。
これらはお店の客入りなどによって、早退や休憩させられ、その分の時給が減ったり全くなしになったりする制度です。
また、シフト自体を減らされる事もあります。
シフト調整や出勤制限をされると、金銭的な部分でのストレスもあれば、なぜ私が調整される対象なんだろうと精神的なストレスもあります。
早上がりや待機カット、上がり待機について詳しく知りたい方は、こちらの記事をお読みください。
対処法
シフト調整や出勤制限の対処法は、「指名客を呼ぶ」または「移籍する」の2つです。
また、待機カットや上がり待機に関しては、お店によって導入されていない事もあります。
もしくは、キャバクラの派遣で働く事で対処できるでしょう。
痛客が多い
1人のお客様からLINEが毎日100通来ます。
それはストーカーレベルですね。
痛客とは痛い客の略語です。
キャバクラのお客様の中には、迷惑をかけ続ける痛客が一部います。
痛客の一例がこちらです。
- ストーカー
- 上から目線の説教
- セクハラ
- 自慢話しかしない
接するだけでストレスを与えてきます。
中には被害届出せば逮捕される客もいるでしょう。
対処法
痛客が多い時の対処法は、「お客様を選ぶ」「移籍する」方法です。
痛客だと思ったら、来店してもらわない方向へ方向転換します。
よく言われるのが、痛客ほど効率が悪いことはないという事です。
ただ面倒なだけで、たいした売上にならない事が多いでしょう。
また、お店の客層が全体的に悪い場合は、移籍する事も視野に入れてみましょう。
生活リズムが不安定
毎日寝る時間がバラバラです。
健康面だけでなく精神状態にも良くありません。
キャバ嬢の生活は昼夜逆転の生活だけでなく、同伴やアフターもあり、出退勤の時間もバラバラです。
生活のリズムが崩れると、体を活発化させる「交感神経」とリラックスさせる「副交感神経」の切り替えが上手くいかず、自律神経が乱れます。
自律神経が乱れるとイライラしたり、気持ちが落ち込んだりします。
病む原因として生活リズムが影響している事もあるでしょう。
対処法
キャバクラの仕事の昼夜逆転生活は避けられないかもしれませんが、寝る時間や起きる時間を一定にする事は可能です。
そうする事によって、起きる時間や寝る時間を一定に保つ事ができ、睡眠時間を確保できます。
売上が減るかもしれないというリスクも伴いますが、健康には変えられないと割り切りる事も必要でしょう。
お酒の飲みすぎ
毎日二日酔いになります。
仕事柄お酒を飲まないといけないですよね。
キャバクラの仕事は、接待やお酒の提供を行う場所です。
当然キャバ嬢もお酒を飲む機会があります。
しかし、飲酒はうつの症状を引き起こしたり、うつ病の原因になる可能性があります。
特に長期間、大量の飲酒はリスクが増大。
キャバ嬢が病みやすい原因には、アルコールの影響も否定できないでしょう。
対処法
お酒の飲みすぎの対処法は、「お酒好きキャラにならない」「フェイクドリンクをボーイにお願いする」です。。
キャバクラではお酒を飲めば売上が上がる為、お酒が強いと言ってしまいがち。
しかし、身体や心を壊してしまっては元も子もありません。
お客様にはお酒が強いというのをやめましょう。
もし、キャラが定着してしまっているようでしたら、フェイクドリンクをボーイにお願いするのも手です。
フェイクドリンクとは、ウーロンハイ→ウーロン茶やファジーネーブル→オレンジジュースなど、ノンアルコールドリンクの事です。
お酒を飲みすぎてしまっている場合、ボーイに相談してみましょう。
ホストにハマっている
先輩にホストに行こうと誘われました。
できれば断った方が良いです。
キャバクラで働くとホストに接する機会が増えます。
キャバクラのお店自体が繁華街にあり、通勤時にホストにキャッチされやすい環境や元々通っているキャバ嬢がいる事などが原因です。
一緒に行こうなどと誘われると断り切れず、ホストに行ってしまう事もあるでしょう。
最終的には風俗で働かされるケースも多々見てきたので、ホストに行く事は絶対におすすめしません。
キャバ嬢がホストに通い風俗で働くまでの流れは、こちらの記事をお読みください。
対処法
ホストにハマっているようでしたら、ホストと連絡を取らないようにして、絶対に通わないという方法しかありません。
もし、願いが叶いホストが振り向いたとしても、店に通わせて人を病ませる人間です。
外側から見ていれば分かりやすいですが、お勧めできる男とは言えないでしょう。
人間関係に疲れる
人間関係に疲れました。
お客様以外にも気を遣う相手がいますよね。
キャバクラでは人間関係が複雑です。
常に人と接点を持つ仕事なので、少しのすれ違いでトラブルが起きる事も。
主なトラブルの例がこちらです。
- 派閥争い
- 指名争い
- いじめ
- ボーイとのトラブル
- お客様とのトラブル
キャバ嬢同士やボーイ、お客様といったさまざまな人間関係を抱えながら仕事をしています。
対処法
キャバクラの人間関係についてはキャスト同士、お客様、ボーイの3つに分けて解説していきます。
キャスト同士
キャスト同士でのトラブルは非常に多いです。
トラブルが発生して人間関係でより疲れないために以下を心がけましょう。
- 嘘をつかない
- 特定の仲良しを無理して作らない
- 笑顔でいる
急激に仲良くなる場合、些細な事でトラブルになるケースを多々見てきました。
無理に仲良くなるよりも、自然に仲良くなった方が末永く付き合える印象です。
お客様
お客様がしつこかったり、トラブルが起こりそうな場合は、切る事も重要です。
受け入れたフリをして丁寧に接していると、エスカレートしてしまうケースもあります。
少しでも異変を感じたら、ボーイなどに相談しておきましょう。
ボーイ
ボーイからの印象が良いと優遇される。
ボーイに気を遣いすぎて疲れたのであれば、売上を上げて気を遣う量を減らす事もOKです。
また、トラブルを抱えている場合は、店長やオーナーなどに相談を早めにするのも良いでしょう。
SNSで誹謗中傷されている
Twitterに悪口が書かれていました。
匿名のSNSで悪口なんて卑怯ですね。
キャバクラの営業にも使われるSNSですが、誹謗中傷される事もあります。
また、TwitterやInstagramなどのSNSは匿名で投稿できるので、誰が書いたのか分からず人間不信にも陥ります。
SNSでの誹謗中傷は、キャバ嬢なのかお客様、それともボーイなのか見当がつかない事も多いでしょう。
対処法
SNSでの誹謗中傷の対処法は、エゴサーチをしないこと。
これに尽きます。
SNSには良い事が書いてある半面、必ず悪い事も書かれているでしょう。
トップ芸能人にはファンも多いですが、その分アンチもいます。
ある芸能人は、批判的な意見が多く常に落ち込んでいたそうですが、アンチがいるという事は人気がある証拠だと思うようにしたそうです。
人気がなければアンチは発生しません。
それはキャバ嬢も同じだと言えるでしょう。
周りにきれいな女性が多すぎる
自分の事が醜く感じてしまいます。
全くそのようには思いません。
キャバクラではルックスが重要です。
重要だからこそ自分自身を磨き美しくなろうとします。
当然、ライバルキャバ嬢のルックスは良いです。
キラキラした人が周りに常にいると、自分の事が醜く感じてしまう人もいるでしょう。
対処法
周りにきれいな女性が多すぎると感じている場合、おそらく自分自身は美容に関して精いっぱい努力をしている方が多いです。
そのような場合は、お店のランクを落としてみるのも良いでしょう。
周りを見て安心するという言い方は良くないかもしれませんが、誰もがそのような感情になるものです。
自分自身が辛い場合は、お店のランクや業種などを考え直しても良いでしょう。
将来が不安
このままキャバクラで働いていいのか不安です。
経営側にならないとずっと続けていけるお仕事ではありません。
キャバクラの仕事で働いていると将来が不安に感じる方も多いです。
不安に感じる主なポイントはこちらです。
- 一生できる仕事ではない
- 収入が徐々に下がる
- 結婚に不利になる
- 住宅の審査に通りにくい
心のどこかでずっと続けられる仕事ではないと感じている方も多いようです。
常に心の片隅に抱いている不安。
その不安が気持ちが辛くなる要因の1つと言えるでしょう。
対処法
キャバ嬢として将来が不安であれば、以下のようになる努力が必要です。
- お金持ちと結婚する
- 経営者になる
- 昼職に転職
キャバ嬢は一生続けられる仕事ではありません。
また、お金持ちの方との結婚や水商売の経営者に全員がなれるという訳ではありません。
もし不安であれば、昼職に就くことをおすすめします。
しかし、年齢を重ねる毎に転職は厳しくなっていきます。
昼職への転職をお考えの方は早めの行動が良いでしょう。
夜職から昼職へのおすすめ転職方法は、こちらの記事をお読みください。
まとめ
今回はキャバ嬢が病んでしまう理由や原因を解説して参りました。
病みやすい仕事内容だからこそ、自分の心の変化に注意して、良くない兆しがあるようでしたら仕事を休むのも1つの方法です。
仕事は人生を豊かにする手段にすぎず、仕事で追いつめられるのは間違っています。
無理をせず楽しんで仕事ができるようになる事をお祈りしております。