キャバクラのスカウトって悪い事なの?
女性自らスカウトマンにキャバクラのお仕事紹介を依頼し、スカウトマンは希望沿ってお仕事を紹介する。
この紹介により女性やお店がどれだけ感謝しようが、違法行為となってしまいます。
今回は全く悪気がなくても違法行為になってしまう、厚生労働大臣の許可がないキャバクラのスカウトについてお話させていただきます。
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厚生労働大臣からの許可を得ているスカウト(職業紹介会社)の担当者が対面にて面談を行います。
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- 合否が不安
- 面接前にお店の詳細を知りたい
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相談料や紹介料などは一切かかりません。
キャバクラやクラブ、ラウンジなどのお仕事を探している方は、お気軽にご相談くださいませ。
キャバクラのスカウトとは?
キャバクラのスカウトとは、キャバクラ店から求人の依頼を受け、求人内容に合った人材を紹介することです。
キャバクラのお仕事を紹介してください!
ご希望は何かありますか?
時給が一番出るところが良いです。
ではキャバクラA店にご紹介しますね!
イメージとしましてはこのような感じですね。
女性の希望を聞いて、条件に合うキャバクラのお仕事を紹介する流れになります。
スカウトマンと知り合う手段
スカウトマンと知り合う方法は主に4つです。
- 路上で声をかけられる
- SNSで知り合う
- ホームページに問い合わせをする
- 知人の紹介
路上で声をかけられる
主に繁華街で声をかけている事が多いです。
お仕事探してないですか?
ここで気をつけたい事は、路上で勧誘する行為は違法となります。
通行人等不特定の人の中からキャバクラ勤務について、勧め誘う勧誘行為が禁止と東京都では条例で定められています。
公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例
第七条 何人も、公共の場所において、不特定の者に対し、次に掲げる行為をしてはならない。
ロ 専ら異性に対する接待をして酒類を伴う飲食をさせる役務東京都例規集データベース
路上でのスカウト行為自体が禁止されているので、路上で声を掛けている人とは関わらないようにしましょう。
SNSで知り合う
スカウトマンはSNSもよく使っています。
主にTwitterやInstagram、TikTokなどにいます。
SNSの場合は、声をかけられるケースもあれば、女性自ら接触するケースもあります。
ホームページに問い合わせをする
ホームページを持っているスカウトマンもいます。
その場合はGoogleやYahooなどの検索エンジンから検索すると、見つけることができるようです。
知人の紹介
友達やお店の方の紹介でスカウトマンと知り合うケースもあります。
スカウトマンが取り扱っている業種
スカウトマンが取り扱っている業種は多岐に及びます。
一例ですがご紹介いたします。
- キャバクラ
- セクキャバ
- 風俗
- AV
- 交際クラブ
特にセクキャバや風俗、AVは職業安定法の有害業務の職業紹介となります。
職業安定法
第六十三条 次の各号のいずれかに該当するときは、その違反行為をした者は、これを一年以上十年以下の懲役又は二十万円以上三百万円以下の罰金に処する。
一 暴行、脅迫、監禁その他精神又は身体の自由を不当に拘束する手段によつて、職業紹介、労働者の募集若しくは労働者の供給を行い、又はこれらに従事したとき。
二 公衆衛生又は公衆道徳上有害な業務に就かせる目的で、職業紹介、労働者の募集、募集情報等提供若しくは労働者の供給を行い、又はこれらに従事したとき。
e-Gov法令検索
セクキャバや風俗、AVの紹介は有害業務の職業紹介となり、20万円以上300万円以下の罰金、1年以上10年以下の懲役となります。
これは女性側が罰せられるわけではなく、スカウトマンが罰せられるという事です。
セクキャバや風俗、AV、交際クラブ等を扱っている方たちもいますが紹介は違法となります。
キャバクラを紹介される事は、厚生労働大臣の許可あるスカウト(人材紹介会社)であればOKと覚えておきましょう。
キャバクラスカウトのメリットとデメリット
キャバクラのスカウトマンを利用するメリットはありますか?
メリットは多数あるのでご紹介します。
キャバクラのスカウトマンを利用するメリットとデメリットを解説していきます。
それでは見ていきましょう。
キャバクラスカウトのメリット
キャバクラスカウトの紹介でお仕事を探すメリットは以下となります。
- キャバクラの体験入店が即日可能
- 条件にぴったりのお店を提案してくれる
- 時給交渉をしてくれる
- お店の時給相場を面接前に知ることができる
- 給料システムを面接前に知ることができる
- バックの詳細を面接前に知ることができる
- 雑費や税金など天引きされる内容を面接前に知ることができる
- ノルマの有無や種類を面接前に知ることができる
- お店の雰囲気や客層について面接前に知ることができる
- 面接落ちのリスクが少ない
- 退店するときに代わりに伝えてくれる
- 無料で利用できる
キャバクラスカウトのデメリット
キャバクラスカウトの紹介でお仕事を探すメリットは以下となります。
- スカウトマンとのやり取りがある
- スカウトマンと相性が合わない可能性がある
- 風俗やAVなどを勧められる可能性がある
- 厚生労働大臣の許可がないスカウトマンの紹介は法律違反
一つずつ解説して参ります。
スカウトマンとのやり取りがある
スカウトマンを利用してキャバクラのお仕事を探す場合は、直接お会いするか、ZoomやLINE電話などでの面談、もしくはLINEでのやり取りが必要となります。
担当者とのやり取りが手間と考えるのか、それともメリットと考えるかです。
時間がもったいない等と思われるようでしたら、求人などの他の方法をお勧めします。
スカウトマンと相性が合わない可能性がある
スカウトマンも多くの場合、良いお店を紹介しようと頑張ってくれることが多いと思います。
しかし、人と人なので担当者と相性が合わない可能性もあります。
悪質なスカウトマンから風俗やAVなどを勧められる可能性がある
悪質な業者だと無理やり風俗やAVを勧められて、キャバクラ以外のお仕事を紹介される可能性もあります。
また、前述した通り風俗やAVを紹介する行為は違法となります。
このような業者とは関わらないようにしましょう。
厚生労働大臣の許可がないスカウトマンの紹介は法律違反
厚生労働大臣の許可がないカウトマンからの紹介で、キャバクラで勤務すると法律違反となります。
許可の有無をしっかりと確認しましょう。
許可がないスカウトマンが紹介する行為は職業安定法違反
厚生労働大臣の許可がないスカウトマンがキャバクラに女性を紹介すると違法行為となります。
職業安定法
(有料職業紹介事業の許可)
第三十条 有料の職業紹介事業を行おうとする者は、厚生労働大臣の許可を受けなければならない。
e-Gov法令検索
悪質なスカウトマンは厚生労働大臣の許可を受けていません。
許可がないという事は、違法となってしまいます。
以下には罰則について記載しております。
職業安定法
第六十四条 次の各号のいずれかに該当するときは、その違反行為をした者は、これを一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
一 第三十条第一項の規定に違反したとき。
e-Gov法令検索
厚生労働大臣の許可を受けず職業紹介事業を行った場合、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金となります。
職業安定法違反にならないキャバクラのお仕事紹介会社
キャバクラの紹介で違法にならないなんてあるのでしょうか?
厚生労働大臣の許可を受ければ紹介が可能です。
法律の違反せずにキャバクラの紹介を行うには、厚生労働大臣の許可を受けた会社または個人であれば可能です。
キャバクラのお仕事を紹介して欲しい方は、厚生労働大臣から許可を受けているスカウト(人材紹介会社)にお願いをしましょう。
キャバクラのお仕事をお探しで、違法ではなく合法な紹介方法をご知りたい方は、こちらをご覧ください。
まとめ
スカウトマンを使ってのキャバクラのお仕事探しは、メリットがたくさんあります。
しかし、女性やお店がいくら感謝をしていても違法行為になり、被害届がなくても罰せられる可能性があります。
法律に違反する事なくキャバクラの紹介をされたい方は、LINEにご連絡いただけますと幸いです。